韓国コスメは何個まで持ち帰れるか|答えは24個。ただし数え方に注意があります
買いすぎ注意だよ
オリーブヤングで買いすぎてしまった、というのはよくある話です。気になるのは「何個まで持って帰れるのか」でしょう。
調べると、24個と書いてあるページと120個と書いてあるページが両方出てきます。どちらが正しいのか、公式の原文で確かめました。2026年9月16日に、税関・厚生労働省・仁川国際空港の公式ページで確認した内容です。
結論から
| 1品目 | 24個まで |
| ブランドや色を分けたら | 増えません。合わせて24個です |
| 10枚入りを3箱買ったら | 3個ではなく30枚として数えます |
| 友だちの分をまとめて | 認められていません |
| 石けん・シャンプー・歯磨き | これも「化粧品」の仲間として数に入ります |
金額のほうは余裕があるのに、個数で引っかかることがあります。 ここが見落とされやすいところです。
1. 24個です。二つの役所が同じことを書いています
税関の案内には、こうあります。
○化粧品
標準サイズで一品目につき24個以内
厚生労働省の案内にも、同じ数字があります。
化粧品
標準サイズで1品目24個以内
財務省の税関と厚生労働省。別の役所の案内に、同じ数字が載っています。 根拠は薬機法(医薬品医療機器等法)で、これは「個人輸入」の決まりです。
厚生労働省は、対象をこう書いています。
一般の個人が自分で使用するために輸入(いわゆる個人輸入)する場合(海外から持ち帰る場合を含む。)
旅行で持ち帰るのも「個人輸入」です。 通販の話だけではありません。
2. 数え方に、三つの注意があります
ブランドを分けても増えません
厚生労働省のページに、例が書かれています。
※例えば口紅の場合、ブランド・色等にかかわらず24個以内
A社のリップを24本、B社のリップを24本、という買い方はできません。合わせて24本までです。
箱の数ではなく、中身の数です
こちらも原文にあります。
注意:一箱に複数梱包されている場合、箱数ではなく内容量で算出します
シートマスクの10枚入りを3箱買ったら、3個ではなく30枚です。ここで超えてしまう方が多いはずです。
人の分をまとめて買うのは認められていません
輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。ほかの人の分をまとめて輸入することも認められていません
「ばらまき用に会社の人数分」という買い方が、ここに当たります。ご自分で使う分、という前提の制度です。
3. 「化粧品」の範囲が、思ったより広いです
税関の案内に、こう書かれています。
人体を洗浄するための石けんや、シャンプー、歯磨き類、染毛剤、浴用剤等も医薬部外品や化粧品に該当します
つまり、石けん・シャンプー・歯磨き・ヘアカラー・入浴剤も数に入ります。スキンケアだけを数えていると、気づかないうちに24個を超えます。
4. 金額では通るのに、個数で引っかかります
日本に帰るときの免税枠は20万円で、1品目1万円以下のものは原則として枠に数えません。くわしくは韓国の免税範囲のほうに書きました。
ここで、こういうことが起きます。
シートマスクを30枚買っても、金額は数千円です。免税枠にはまったく届きません。それでも個数では24枚を超えています。
金額の話だけを読んでいると、ここには気づけません。
下のツールに、買ったものと個数を入れてみてください。
買ったものを入れると、日本に持ち帰れるかを判定します。
税関・厚生労働省・仁川国際空港の公式ページ(2026年9月16日確認)をもとに判定しています。「1品目」の区切りは公式の案内に例がひとつしかないため、選んだ種類ごとに数えています。制度は変わることがあります。
5. 持ち込みのときは、別のルールがあります
ここまでは「日本に入るとき」の話でした。韓国の空港を出るときには、別のルールがかかります。
仁川国際空港のページには、こう書かれています。
液体、エアゾール、ジェル類に該当する製品を機内に持ち込む場合は、100ml以下(内容物の残量に関わらず、個々の容器の容量基準)、ジッパー付き透明プラスチック袋(20cm×20cm)に入れ、閉じた状態で1人あたり1袋のみ機内持ち込みが可能です
「残量に関わらず」というところが大事です。 ほとんど使い切った瓶でも、容器に書いてある容量で判断されます。
原文が挙げている例を見ると、範囲の広さがわかります。
| 例として挙げられているもの | |
|---|---|
| 液体類 | 香水、化粧水、ローション(ほかにキムチ、お酒、飲料など) |
| エアゾール類 | ヘアスプレー、虫よけスプレー |
| ジェル類 | シャンプー、リンス、歯磨き粉、ヘアジェル、日焼け止め |
シャンプーと歯磨きは、ここでも出てきます。 空港では「ジェル類」として100mlの制限を受け、日本に着いたら「化粧品・医薬部外品」として24個の制限を受けます。同じものに、別々の決まりが二つかかっています。
100mlを超えるものは、預け荷物に入れれば持って帰れます。ジッパー袋を用意できなかったときは、旅客ターミナル3階中央のコンビニか空港内の書店で買えます。
6. 数字が食い違っています
この話を調べると、「1品目120個」と書いてあるページにも行き当たります。
税関にも厚生労働省にも、120という数字はありませんでした。 どこから来た数字なのかは確かめられませんでしたので、この記事では24個のほうを書いています。原文に当たっていただければ確認できます。
もうひとつ。検索したときに出てくる要約には「袋は1L以下」と書かれていることがありますが、仁川国際空港の原文に1Lという記述はありません。 書かれているのは「20cm×20cm」です。この記事では、原文にある数字だけを使っています。
この記事で確かめられなかったこと
- 「120個」がどこから来た数字なのか ── 税関にも厚生労働省にも見当たりませんでした
- 24個を超えたときに実際にどうなるか ── 原文は「輸入確認の申請が必要となります」までです。「没収される」と書いているページもありますが、公式の案内では確かめられませんでした
- 「1品目」の境目 ── 原文の例は口紅だけです。シートマスクと化粧水がそれぞれ1品目なのか、スキンケア全体で1品目なのかは書かれていません
- 金浦や済州など、ほかの空港のジッパー袋の規格 ── 仁川のぶんだけ確認しました
数字にできなかったところは、そのままお伝えします。
この記事は、2026年9月16日に税関・厚生労働省・仁川国際空港の公式ページで確認した内容です。制度は変わることがあります。