韓国のサイズ表記と日本サイズの換算|44・55・66、90・95・100の読み方

韓国の通販サイトやソウルの店頭で出てくる「55」「66」、メンズの「95」「100」。日本の号数やS/M/Lとは数字の並びも刻み幅も違うので、頭から順に置き換えると一段階ずれることがある。バストや胸囲の実寸に照らすと、どこがずれているのかがはっきりする。

レディース(トップス・ワンピース)

韓国バスト実寸の目安日本の号数S/M/L
4479〜82cm7号S
5583〜86cm9号M
6687〜90cm11号L
7791〜94cm13号LL・XL

数字はいずれもバストのヌード寸法。JIS L 4005では7号がバスト80cm、9号が83cm、11号が86cm、13号が89cmと定められていて、韓国側の実寸をここに当てはめると上の並びになる。

ネット上には「44=5号、55=7号、66=9号」としている換算表もかなりある。韓国の33・44・55…と日本の3・5・7・9…を頭から順に並べたもので、バストの数字で照らすと一段階小さく出る。日本で7号を着ている人がこの表で「55」を選ぶと、実寸では一つ上を掴むことになる。

メンズ(トップス)

韓国胸囲日本
9090cmS〜M
9595cmM
100100cmL
105105cmLL(XL)
110110cmLL〜3L

韓国メンズの数字は胸囲(cm)そのものを指す。日本側はJISでS=胸囲80〜88cm、M=88〜96cm、L=96〜104cm、LL=104〜112cm。韓国が5cm刻み、日本が8cm刻みなので、90と105はちょうど境目に落ちる。日本でMを着ていて肩まわりに余裕がほしければ95、細く着たいなら90。

韓国はmm、日本はcm。測っているものはどちらも足長なので、mmを10で割れば日本サイズになる。240mm=24.0cm、255mm=25.5cm。刻みも0.5cm(5mm)で共通で、ここだけは迷う要素がない。

注意がいるのはワイズのほう。日本の靴はJISで足長に加えて足囲がE・2E・3E・4Eと表示されるが、韓国の靴はmmの足長だけで、幅の表示が付かないのが普通。普段2Eや3Eを選んでいる人は、足長が合っていても甲や小指が当たることがある。

ボトムス・ジーンズ

インチ表記は韓国も日本も共通で、1インチ=2.54cm。26インチで約66cm、28インチで約71cm、30インチで約76cm。ただし韓国の商品ページはウエストを「단면」=平置きにした片側の幅で書いていることが多く、その数字は2倍しないと一周にならない。

なぜ表記そのものが違うのか

44・55・66は、もともと韓国の公的な規格だった。1979年に実施された体位調査をもとに工業振興庁(現・国家技術標準院)が1981年に定めたもので、当時の20代女性の平均だった身長155cm・バスト85cmから下一桁を取って「55」。そこに身長5cm・バスト3cmを足したのが66(身長160cm・バスト88cm)、引いたのが44(身長150cm・バスト82cm)にあたる。

ところがこの呼び方は1999年に公式規格から外れている。現行のKS(韓国産業標準)は胸囲や身長をそのまま数字で書く方式で、メンズの90・95・100はこちらの系統。レディースでもタグに85・90・95と胸囲で入っている服がある。

44・55・66は、四半世紀前に廃止された規格の名前が市場に残ったものということになる。規格が生きていないぶん、「55」の中身は各ブランドが自由に決めている。JISで今も定義が更新されている日本の号数とは、そもそも数字の性格が違う。換算表がサイトごとにずれるのも、韓国側に照らし合わせる規格がもう存在しないからだ。

換算ツール

下のツールでカテゴリを選んで韓国サイズを入れると、対応する日本サイズが出る。レディース・メンズ・靴の3種類に対応している。

日本サイズ

実寸表を読むための韓国語

韓国の通販は号数より実寸表が主役で、大手なら商品ごとに必ず載っている。項目名さえ読めれば、手持ちの服を測って直接比べられる。

韓国語日本語
실측実寸
총장・총기장着丈
어깨너비肩幅
가슴단면身幅
소매길이袖丈
허리단면ウエスト(平置き)
밑위股上
밑단단면裾幅
프리사이즈フリーサイズ

鍵になるのは단면で、平置きにした片側の幅を指す。胸囲を知りたければ가슴단면を2倍する。号数を換算するより、この表を手持ちの一着と突き合わせたほうが早い。

ブランド差と試着

換算表は出発点にすぎず、表の一段階分よりブランド差のほうが大きいことは珍しくない。同じ「55」でも、スリムフィット系とオーバーサイズ系では身幅が10cm近く変わる。

明洞や聖水洞、弘大の路面店は試着できる店が多い。「입어봐도 돼요?(イボバド テヨ)」で通じる。東大門の卸売エリアやオンライン専業ブランドは試着ができないので、実寸表を頼るしかない。

韓国ブランドはフィット感を詰めた作りが多く、同じ換算サイズでも肩幅や袖丈で差が出やすい。トップスで迷ったら一つ上を取っておくと外しにくい。