韓国の地下鉄料金は今いくら?2026年の最新運賃と旅行者の払い方
日本語で「韓国 地下鉄 料金」を検索すると、基本運賃1,250ウォンや1,400ウォンと書かれたページが今も上位に出てきます。首都圏の地下鉄運賃が改定されたのは2025年6月28日。2026年8月の時点で、この金額から動いていません。
現在の運賃表(2025年6月28日改定)
| 区分 | 交通カード | 1回用交通カード |
|---|---|---|
| 大人(19歳〜) | 1,550ウォン | 1,650ウォン |
| 青少年(13〜18歳) | 900ウォン | 1,650ウォン(割引なし) |
| 子ども(6〜12歳) | 550ウォン | 550ウォン |
いずれも10kmまでの基本運賃です。10kmを超えると5kmごとに100ウォン(青少年80ウォン、子ども50ウォン)、50kmを超えると8kmごとに100ウォンが加算されます。20kmの区間なら、超過分の10kmで200ウォンが足されて1,750ウォン。ソウル市内どうしの移動なら、たいていこの計算の範囲に収まります。
始発から6時30分までに最初の改札を通ると、基本運賃が20%引きになります(大人1,240ウォン、青少年720ウォン、子ども440ウォン)。交通カード限定の割引で、1回用乗車券には適用されません。
青少年・子ども料金は、交通カードに年齢を登録して初めて有効になります。短期滞在で登録手続きをするのは現実的ではないので、中高生連れの場合は1回用乗車券だと大人と同額になる点に注意してください。子どもは1回用でも550ウォンのままです。
旅行者が使える支払い手段
チャージ式交通カード(T-moneyなど) コンビニや駅の券売機で購入し、現金でチャージして使います。100ウォン安いだけでなく、乗り換え割引と早朝割引が効くのはこのタイプだけです。残額は駅の案内所(고객안내소)やコンビニで、手数料500ウォンを引いた額を払い戻せます。コンビニでは「티머니 주세요(ティモニ ジュセヨ)」で通じます。
1回用交通カード 駅の券売機で運賃+保証金500ウォンを入れて発券します。改札を出たあと「보증금 환급기」と書かれた機械にカードを入れれば、500ウォンが現金で戻ります。その場で忘れても、カードが無事なら別の駅の払戻機で後から受け取れます。乗り換え割引と早朝割引はつきません。
気候同行カード(短期券) ソウル市の乗り放題パスで、1日5,000ウォン、2日8,000ウォン、3日10,000ウォン、5日15,000ウォン、7日20,000ウォン。ソウル市内の地下鉄・市内バス・マウルバス、レンタサイクルの「タルンイ」に使えます。新盆唐線、GTX、空港バスは対象外で、ソウル市外へ出ると使えない区間があります。カード本体の代金は別途必要です。なお30日券は2026年秋で終了しますが、旅行者向けの短期券はそのまま残ります。
クレジットカードをそのまま改札機にタッチする方式は、韓国ではまだ導入されていません。2026年3月17日から1〜8号線273駅の新型券売機(440台)で海外発行のVisa・Mastercardが使えるようになり、1回用乗車券と気候同行カード短期券は現金なしで買えます(平均3.7%の手数料がかかります)。改札機への直接タッチは2027年から順次導入の予定です。
現地で効いてくる細かいルール
降りるときのタッチを忘れると、次に乗るときに基本運賃(大人1,550ウォン)が上乗せされます。2026年3月7日から首都圏の都市鉄道全体で始まった措置で、対象は交通カード利用者。1回用乗車券や定期券は含まれません。
乗り換え割引は、降車タッチから30分以内(21時〜翌7時は60分以内)に次の交通機関へ乗れば適用され、最大4回まで。地下鉄とバスの間でも同じように働きます。同じ路線・同じ車両への乗り直しは対象外です。
反対方向のホームに降りてしまった、改札を出てトイレに行きたい——こういうときは、同じ駅の同じ路線から入り直せば基本運賃が免除されます。ソウル交通公社(1〜8号線)は10分以内、KORAIL運行区間(1・3・4号線の一部、水仁盆唐線、京義中央線など)は15分以内で、後者は2026年6月20日に始まったばかりの制度です。どちらも交通カード利用者のみ、1回の乗車につき1度だけ。
上の運賃表がそのまま当てはまらない路線もあります。新盆唐線は江南〜新沙が2,250ウォン、江南〜良才の区間から他路線へ乗り継ぐと700〜2,200ウォンが加算されます。空港鉄道も独自運賃で、一般列車のソウル駅〜仁川空港第2ターミナルは大人5,350ウォン、青少年3,800ウォン、子ども2,350ウォン。全席指定の直通列車はさらに別料金です。経路検索で表示される金額が急に跳ね上がったときは、こうした路線が経路に入っています。
始発は5時台、終電は0時前後ですが、駅と方向によって30分以上ずれます。終電を狙うなら、地図アプリの経路検索でその日の時刻を確認しておくのが確実です。